7つのことに手を出して、僕はやっと“人生の軸”が1本だと気づいた
こんにちは、関健成 @kensei_1015 です。
2年前の僕は、
「人生を良くしたい」という気持ちだけは人一倍強くて、
気づけば7つのことに手を出していました。
SNS広告運用、金融投資の勉強、Web3.0マーケティング、水泳コーチ、俳優、セミナー講師、マッサージ。
どれも中途半端な気持ちで始めたわけじゃありません。
むしろ全部、本気でした。
お金に余裕があったわけでもありません。
正直、かなり焦っていました。
周りが前に進んでいるように見えて、
「早く結果を出さないと置いていかれる」
そんな不安が常に頭の中にありました。
だからこそ、
「これもやった方がいいかもしれない」
「こっちの方が早いかもしれない」
そんな判断を何度も繰り返していました。
ありがたいことに、少しずつ形にはなっていきました。
でも同時に、頭の中はどんどん複雑になっていきました。
スケジュールも思考もバラバラで、
このままじゃ長く続かないな、と感じるようになったんです。
そんなとき、僕はようやく気づきました。
人生には、柱を何本も立てるより、
先に「軸」を1本決める必要があるということに。
なぜ「7本の柱」を目指したのか
なぜ、僕は7つものことに手を出していたのか。
理由はシンプルで、怖かったからです。
当時の僕は、お金にも将来にも余裕がなくて、
「この選択がダメだったらどうしよう」
「今やっていることが失敗だったらどうしよう」
そんな不安を常に抱えていました。
だから、ひとつに絞る勇気が持てませんでした。
もし外したら、全部が終わる気がしていたからです。
収入源を複数持てば安心できる。
いろんな可能性を残しておけば、
どこかでうまくいくかもしれない。
そう考えることで、
不安を誤魔化していたんだと思います。
「7つの柱」という言葉も、
当時の僕にとっては希望でした。
ちゃんと考えて行動している気になれたし、
何より“前に進んでいる自分”でいられたからです。
でも今振り返ると、
それは分散ではなく、
決断を先延ばしにしていただけでした。
そして、実際に一番しんどかったのは、
「忙しいのに、前に進んでいる実感がなかったこと」でした。
一番しんどかったこと
実際に一番しんどかったのは、
忙しさそのものではありませんでした。
やることは常に山ほどあって、
スケジュールは埋まっているのに、
**「前に進んでいる感覚がなかった」**ことです。
今日も動いた。
今日も頑張った。
でも、
「じゃあ何が積み上がったんだろう?」
そう聞かれると、うまく答えられませんでした。
それぞれの活動は、
点ではそれなりに意味があるはずなのに、
線になっていない感覚がありました。
SNS広告をやりながら、
水泳の仕事もして、
別の分野の勉強もして、
人と会って、移動して、準備して。
気づけば一日が終わっているのに、
どこにも“手応え”が残っていなかったんです。
一番怖かったのは、
「この生活を1年続けた自分」を想像したときでした。
忙しさは増えているのに、
自信は増えていない。
収入も、スキルも、
はっきり説明できるほど積み上がっていない。
その瞬間、
「あ、このままじゃダメだな」
と、はじめて素直に思いました。
ここでようやく、
僕は「やることを増やす」のではなく、
**「決めることが足りていなかった」**と気づきました。
軸を1本にすると決めた理由
そこから僕は、
「もっと頑張ろう」とは思いませんでした。
むしろ、逆でした。
これ以上、増やしたら壊れる。
そう直感的に感じたんです。
時間の使い方、頭の中、エネルギー。
どれも限界に近づいていました。
このまま全部を中途半端に続けても、
どれも“武器”にはならない。
そんな予感がありました。
そこで、はじめて自分に問いかけました。
「今やっていることの中で、
1年後・3年後にも積み上がっているものは何だろう?」
この問いに、
正直に答えるのは怖かったです。
いくつかは、
「意味があると思いたかっただけ」
だと気づいてしまったからです。
でも同時に、
少しだけ頭が静かになる感覚もありました。
すべてを守ろうとするのをやめて、
ひとつに決める。
それが、前に進むために必要なことだと
ようやく理解できた瞬間でした。
「減らしたら、前に進めた」話
そして僕は、
やることを増やすのではなく、
やらないことを決めることから始めました。
すぐに結果が出るわけではありません。
でも、ひとつの方向に
時間も思考も集中できるようになると、
不思議と手応えが残るようになりました。
昨日やったことが、
今日の自分につながっている。
今日の行動が、
明日の選択を少し楽にしてくれる。
その積み重ねが、
ようやく「前に進んでいる感覚」を
取り戻してくれました。
最後に
この記事で伝えたいのは、
「何かを諦めろ」という話ではありません。
焦っているときほど、
選択肢を増やすより、
判断基準をひとつ決めたほうがいい
ということです。
迷走していた頃の僕は、
能力が足りなかったわけでも、
努力が足りなかったわけでもありませんでした。
ただ、
軸がなかった。
それだけだったと思っています。
僕が迷走と失敗を経て気づいた
「遠回りしないための考え方」を
少しずつ書いていこうと思います。

