貯める力

100万円も損してる!?
保険を正しく見直そう

はじめに

こんにちは、Kensei.(@kensei_1015)です。

皆さんは適当に保険に加入していませんか?

会社がオススメしてたからとか

家族に入っておいた方が良いよと言われたからとか

よく調べもせずに加入している人

めちゃくちゃ多いと思います。

僕も危うく、いらない保険に

加入しそうになってましたが

最近、お金のことを勉強していたこともあって

あ、これは自分には必要ないですね。

と、キッパリ断ることができました!

保険の知識があるだけで

生涯で数百万円から数千万円の差

うまれてきますから

しっかり学んでおいて欲しいところです。

保険加入の原則は

低確率で大損失なものだけする」です。

では、さっそく紹介していきます。

必要な保険

結論から言うと民間保険は

  1. 生命保険
  2. 火災保険
  3. 自動車保険

この3つのみでOKです。

生命保険は、

自分が亡くなったら生活に

困る家族がいる場合の掛け捨て型にして下さい。

独身の場合は不要で、

遺族年金と貯金のみで生活できる場合も

加入不要です。

火災保険は、

年間3000円程度のものにします。

入居の際に業者がオススメしてくる

火災保険に入った場合は

保険料が高い可能性があるので

注意して下さい。

自動車保険は、

対人対物無制限車両保険は不要)にして下さい。

車両保険代で年間約35,000円の差がでます。

つけておいた方が良い特約は弁護士特約と

原付所有者の場合はファミリーバイク特約です。

ちなみに人身傷害特約は

対人賠償責任保険でカバーできているので不要です。

生命保険・火災保険・自動車保険以外のリスクは

社会保険でほとんどがカバーされているので

いらないよ。ということになります。

社会保険がカバーしてくれるリスク

社会保険は7つの大きなリスクをカバーしてくれます。

病気・ケガのリスク

これは高額療養費制度というものがあって

収入によって決められていますが

自己負担上限額は

月10万円程度なんです。

ちなみに日本人の2人に1人は

ガンになるから、がん保険は必要でしょ!

と思うと思いますが

20〜40歳の人が今後10年でがんになる確率は

0〜0.5%未満なんです。

がんの治療費は高額療養費制度のおかげで

3人に2人は50万円〜100万円の

自己負担で済んでいます。

ですので、若いうちから

50万円〜100万円の貯金

しておけば良いということになります。

そして、そもそも普段から

運動・食生活・ストレスを減らすなどの

対策をしておくことでリスクを

減らすこともできます。

障害リスク

これは簡単にいうと

1年半以上働けなくなっても

補償してもらえます。

死亡リスク

これは遺族年金を使えます。

失業リスク

雇用保険に入っている人は

失業給付がもらえます。

金額の計算は「失業給付の計算サイト

などと検索すると出てきます。

老後リスク

国民年金は貰えなくなりません。

国民年金は現役世代が負担する保険金だけでなく

消費税などの税金、国が運用している積立金が

豊富にあるので、なくなることはないんです。

しかも、年金制度の根幹を支える

会社員・公務員

4300万人は自動的に天引きされているので

保険料の未納問題は起きません。

しかも、国民年金は支払った保険料は

所得控除になるというメリットもあって

75歳以上生きる場合は

民間保険には無い

絶対お得な制度なんですね。

介護リスク

介護保険を使えれば

現金500万円を貯金しておくことで

足りると言われています。

ちなみに40歳から65歳までの間に

月1.7万円貯金すれば、

500万円は貯まります。

保険をかけるより現金で対応できる方が

お得なんですね。

出産費用リスク

月給20万円の女性会社員が

子供が一才の時点で職場に復帰する場合は

出産育児一時金、出産手当金、育児休業給付など

合わせて総額220万円がもらえます。

このように日本の社会保険は

かなり手厚いというわけです。

ちなみに保証が手厚い理由は

保険料だけではなく、

税金が4割分も投入されているからなんですね。

必要ない保険

社会保険がカバーしている

7つのリスクを紹介しましたが

これら以外のリスクに対応するための

貯蓄型保険はいっさい必要ありません。

生命保険の目安としては

月5,000円以上の保険料を払っている場合

保険をかけすぎと思った方がいいです。

不要な民間保険の例を挙げると

  • 医療保険
  • 養老保険
  • 貯蓄型生命保険
  • 個人年金保険
  • 学資保険
  • ペット保険(保険適応外の病気が多すぎる)
  • 地震保険
  • 外貨建て保険

これらは、ほとんどの人は不要なので

加入している人はすぐに見直しましょう!

保険見直し時の注意点

保険の見直しを営業マンに話すと

こんな話になることが多いようです。

保険商社マン

いま解約すると、せっかく積み立ててきた100万円が70万円しか戻ってきませんよ。

もったいなくないですか?
払い済み保険にしませんか?

払い済み保険は解約返戻金が増えていきますよ。
長く続ければ、最終的にはお得になります。

払い済み保険とは、

例えば、現在契約中の1000万円の終身保険金額を

300万円に減らすかわりに

支払保険料を減らす方法のことです。

これはつまり、保証内容を格下げした保険に

再度契約して入っているだけなんですね。

こういう場合は、勇気を持って

解約して、契約返戻金を受け取ります。

と、言うのがオススメです。損切りですね。

もし、保証が必要なら

掛け捨てで最低限のものに加入して下さい。

おわりに

まとめると、

貯蓄型保険はいっさい不要で

必要な民間保険は3つだけ。

保険は保険、貯蓄は貯蓄、投資は投資

というように、シンプルにした方がいいということです。

貯蓄+保険、保険+投資みたいな商品はいりません。

リスクに対して漠然とした不安を抱えるのではなく

しっかり勉強して、

保険はできるだけ入らないようにしましょう。

あなたの人生が今日も明日も素晴らしいものに変わることを祈って。

それでは、またお会いしましょう。

ご縁に感謝いたします。