『人は話し方が9割』の本当の意味
上手い話し方とは
こんにちは、関健成 @kensei_1015 です。
「もっと上手く話せたらいいのに」
「会話になると緊張してしまう」
「自分は口下手だから…」
こう感じたことがある人は、きっと多いと思います。
でも、はっきり言います。
話し方が原因で人生がうまくいっていない人は、ほとんどいません。
問題は、話し方“そのもの”ではない。
「話し方」はスキルではなく、状態で決まる
『人は話し方が9割』と聞くと
多くの人がこう誤解します。
- 流暢に話せるようになる本
- TEDみたいに感動させる話術
- 人前で堂々と話すためのテクニック
でも、本質はそこではありません。
本当に手に入れたいのは、
身近な人に好かれること
安心して会話できる人間関係
人は、
✔ 否定されない
✔ 怒られない
✔ 評価されない
この「安心できる状態」にいると、
自然と話せるようになります。
逆に、緊張感・高圧的な空気・否定される環境では、
誰でも口下手になります。
足りないのは話術じゃない。
話せる“状態”を作る環境です。
そして、
理想の環境は「待つもの」じゃなく
「作るもの」です!
多くの人は、こう思っています。
「話しやすい人がいればいいのに」
「否定されない場所があれば…」
でも、本来、安心できる場は、
自分が相手に作ってあげるものです。
否定しない。
うなずく。
明るい言葉を返す。
実は、
「うまい話し方」とは
「聞く側の在り方」しだいなのです。
人の大原則

人は“自分”に一番興味があります。
人が本当に求めているのは、この2つ。
- 分かってほしい
- 認めてほしい
だから、
- 分かった上で否定 → 最悪
- 分からずに褒める → 信用されない
人は、
理解して、承認してくれる人を好きになります。
ここでの結論はシンプル。
話し方 = 聞き方
人生が楽になる「拡張話法」

聞き方の中核になるのが、拡張話法です。
これは、相手の話を“広げる”聞き方。
基本の流れ(これを繰り返す)
① 驚く
「え!」「すご!」「ほんと?」など
② 反復
オウム返し。 解釈せず、そのまま変えす。
③ 共感
「わかる〜」「大変だったね」「楽しそう♪」
④ 質問
「どうやって?」「その後どうなったの?」
ポイントは、
上手いこと言おうとしないこと。
リアクションがあると、
相手は安心して話せます。
反復は、
「ちゃんと聞いてるよ」というサイン。
共感や賞賛は、
相手を認めているというサイン。
これは、無理にやらなければいけないことではありません。
苦手な人には「沈黙」でいい。
この拡張話法は、
全員にやる必要はありません。
- 苦手な人
- 合わない人
- 否定的な人
無理に距離を詰めなくていい。
気まずい場面でも、
無理に話さず沈黙でOK。
環境づくりの一部として、
離れる選択をしていい。
自己紹介の正解は「経歴」じゃない
好かれる自己紹介には、実は“型”があります。
そして多くの人が、その型を逆に使ってしまっています。
やりがちなのは、
- どんな仕事をしてきたか
- どんな実績があるか
- どれだけすごいか
を一生懸命伝えること。
でも、ここに力を入れすぎると、
相手は「すごい人だな」ではなく
「ちょっと距離のある人だな」と感じてしまいます。
人が本当に知りたいのは、
何をやってきたかより、なぜそれをやっているのか。
だから、自己紹介はこう組み立てるのがおすすめです。
自己紹介の型
- 自分の歴史を一度、箇条書きにする
- そこからキーワードを4つほどに絞る
- 経歴よりも「思い」や「背景」を話す
- 最初に感謝を入れる
たとえば、
「今日は時間を作っていただいてありがとうございます」
この一言があるだけで、場の空気は一気にやわらぎます。
完璧な自己紹介を目指す必要はありません。
少し不器用でもいい。
人が応援したくなるのは、
完成された人ではなく、背景や想いが見える人です。
悩み相談で一番やってはいけないこと

悩みを打ち明けられたとき、
多くの人が善意でやってしまうことがあります。
それが、すぐにアドバイスすること。
でも、ほとんどの場合、
相談している人が本当に求めているのは
「正解」や「解決策」ではありません。
求めているのは、これです。
受け止めてほしい。
分かってほしい。
だから、相談の場では
無理に「役に立つこと」を言わなくていい。
むしろ大切なのは、
相手の話を途中で奪わず、
結論を急がず、
その感情にしばらく一緒にいること。
ここでも使えるのが、拡張話法です。
- 反復して、話を受け取る
- 共感して、気持ちを認める
- 賞賛して、存在を肯定する
- 質問で、話を少しだけ前に進める
ポイントは、
ピッチャー(助言役)にならないこと。
キャッチャーとして、
ボールを受け続ける。
それだけで、
相手は「この人には話していい」と感じます。
相談の時間は、
問題を解決する時間ではなく、
心を回復させる時間。
そこを間違えないことが、
信頼される人でいるための大きな分かれ目です。
嫌われる原因は「余計な一言」
やらない方がいいことは、実は明確です。
❌ すぐ正論
❌ すぐアドバイス
❌ リアクションが薄い
❌ 自分の話にすり替える
❌ 立場で態度を変える
❌ 「でも」「だって」「どうせ」「ダメ」
❌ 悪口の場に居続ける
大事なのは、
好かれることより、嫌われないこと。
最後に
人は感情で生きています。
意見が違うなら、
否定しなくていい。
触れなくていい。
離れていい。
これからは、
話す量を減らして、聞く量を増やす
それだけで、人間関係は驚くほど楽になります。
安心できる場所を作り、
そこに身を置く。
それが、
人生の悩みが消えていく話し方
いや、聞き方の正体です。
あなたの人生が今日も明日も素晴らしいものに変わることを祈って。
それでは、またお会いしましょう。
ご縁に感謝いたします。

